数あるマッチングアプリの中でも「会いやすい」と評判を集めているのが「ティンダー」です。
その理由は利用者数もさることながら、スマートフォンのGPSを利用している点にあります。
世界190カ国で利用されており、世界中で毎日2600万以上のマッチを生んでいるマッチングアプリがどのような特徴を持っているのかをチェックしてみましょう。
ティンダーは出会い系というよりもコミュニケーションツール
「ティンダー」は厳密に言えば「出会い系サイト」や「マッチングアプリ」に属するものではなく、いわば「不特定多数コミュニケーションツール」です。
「ティンダー」の広報担当も「出会い系サービスではなく、社会的な繋がりを生むためのサービス」だと発表していることからも分かるように、決して出会い目的ではなく、異性のみならず同性とも気軽にコミュニケーションが取れるシステムとなっています。
例えばですが、代表的な機能として挙げられるのがGPSとの連動です。
スマートフォンのGPSと連動し、「近くにいるティンダーユーザー」を探すことができます。
とはいえ、「男性だけ」「女性だけ」「男性と女性」という選択肢がありますので、男性の場合「女性だけ」にすれば男性利用者が出てくることはありません。
実質的に「出会いツール」になります。
この点が「出会いやすい」大きな理由ですが、決して「異性のみ」ではなく、様々なユーザーとの出会いが待っています。
つまり「出会い目的」ではなく、気軽なコミュニケーションの先に「出会い」が待っていますので、「ティンダー」を利用しているとしても何ら負い目はありません。
出会い系サイトやマッチングアプリの場合、女性としては「できれば誰にも知られたくない」との思いもあるものですが、「ティンダー」であればむしろ「面白いコミュニケーションツールを利用している」くらいの感覚なだけに、出会い系サイトやマッチングアプリより出会いのハードルが低いです。
とにかく簡単!操作性の良さも魅力
出会い系サイトにせよマッチングアプリにせよ、細かいルールが多すぎて覚えるだけでも一苦労させられるものです。
登録そのものだけでも面倒なのに、さらにはそこから出会いまでとなれば何をすればよいのかや、どういった機能があるのかなど、細かい部分までチェックしなければなりません。
しかし「ティンダー」はスマートフォンの機能を最大限に活かし、良いなと思ったら右にスワイプすることで「LIKE」を、微妙だな…と思ったら左にスワイプすることで「NOPE」(だめ)を与えることができます。
スワイプだけではなくタップでも可能ですが、直感的な操作が可能で、お互いがLIKEをすることでメッセージのやり取りが可能となります。
ティンダーの最大の魅力は「無料」な点
「ティンダー」の何よりの魅力は完全に無料な点です。
出会い系サイトの場合、ポイントを購入するものが大半ですし、マッチングアプリの場合は月額料金が必要なものが多いです。
更には男性のみ有料で女性は無料というものが多いですが、「ティンダー」に関しては男女を問わずに完全に無料です。
「無料だと機能に制限がある」ということもなく、完全に男女共に無料で同じ機能を利用することになりますので、不公平感もありません。
出会い系サイトやマッチングアプリに興味はあるけど、でもお金がかかるから抵抗が…という方も多いかと思いますが、「ティンダー」であればお金はかかりませんので、積極的に利用することも可能です。
ティンダーのデメリット
では「ティンダー」にデメリットはないのかというと、いわばあくまでも「きっかけ」である点です。
これは「ティンダー」に限らず、出会い系サイトやマッチングアプリ全てに言えるかもしれませんが、ティンダーの場合、登録している人は出会いを求めているとは限らない点です。
いろんな人と話してみたいという目的で登録している人も多いです。
つまり、「like同士」になったからといって、じゃあそのまま遊べるのかというと、それもまた微妙に違います。
あくまでも「メッセージをやり取りできるようになる」だけですので、そこから先にどういった形でコミュニケーションを育むかはすべて自分次第です。
決して「ティンダー」側が何かを用意してくれている訳ではありませんので、意気投合して遊べるか、あるいは少しやり取りしてそのまま終わるかは、全て自分自身のコミュニケーション能力次第です。
ティンダーについて まとめ
「ティンダー」は気軽なコミュニケーションを無料で楽しめるツールです。
しかし、決して出会い系サイトやマッチングアプリではなく、あくまでも「そういった用途としても利用できる」ものですので、その後どのような形になるかは自分自身次第です。
意気投合したとしても、相手が「別に会いたいとかじゃないんだよね」となってしまえば終わる可能性もありますし、近いからと勢いで数通のやり取りを経てご対面になる可能性もありますので、全ては自分自身がどのように活用するかにかかっています。